水曜日, 7月 20, 2005

ドータイト XC12 カーボン系導電性塗料

これが「ドータイト XC12 カーボン系導電性塗料」というやつです。 Yahoo!オークションで手に入れました。 
左の容器が300cc容器、右がその倍の量を注文した時におくられてきた容器です。 そのままだと濃くて使いにくいのでシンナーで薄めて使っています。 かなりの機器に使ったのですが、まだまだ使い切れずにたっぷり残っています。 

お勧めの使い方は、
①SPコードのビニール?被覆に塗る ⇒ 安物のSPコードでも癖の無い自然な音になる。 低音豊かな音になる。 高音が歪の無い澄んだ音になる。

②アンプ内部の鉄板や天板、底板に塗る ⇒ 上に同じ。

③接続ケーブルに塗る ⇒ 上に同じ。

CDプレーヤーに塗ると音飛びしたり、読み取り不能になったりすることがありますので注意してください。 また導電性ということですから使う場所には十分注意して、あくまで自己責任で使ってください。  

使い方を間違えば大切なオーディオ機器を壊すことにもなりかねませんので自作したことの無いひとや、アンプの中を見たこともないというひとは止めておいたほうがいいかもしれません。

このほかにフォノカートリッジのボディが樹脂製であればシェルに接する面以外のところに塗ると同様の効果が得られます。 SUMIKOのPearlの樹脂部分に塗って使っていますが、かなり音質のグレードアップになりました。  ほかにシェルリード線(金属部分に塗らないように)にも塗っています。

ずいぶん昔のことになりますが、NECのA-700というアンプ内部に使ったところスピーカーから音がでているというのではなく、目の前の空間で実際に演奏しているような音になりました。 (そのころ使っていたのはビクターから発売されていた「導電性塗料スーパーブラック」というもので小さなクスリビンの大きさで3,000円ぐらい。 高いっ!!)  アンプのボリュームを上げていってもただ音が大きくなるだけで全くうるさいとは感じませんでした。 聴いている時間帯による音質の変化もよく分かるようになり、 深夜3時~4時頃が一番音が良かったのを憶えています。 ヘッドホンでクラッシクのCDなど聴いていると自分の斜めうしろから咳払いが聴こえてギョっとして振返ったたことが何度もありました。 

ただしこの改造アンプは3年ほどで低音スカスカの音になってしまいましたのでくれぐれも導電性塗料の使用は自己責任でお願いします。